今から10年前に私は彼と出会いました・・・・
その頃の彼は、今とは比べ物にならないくらい
痩せていて、マッチョで、巷のおねーちゃんを
きゃんきゃん言わせていました。
今は近所のおばちゃんをきゃんきゃん言わせてます。
出会った頃は金髪で、55年のパンプキンを乗り回し、
ハーレーを乗り回し、
『いかつい』の代名詞でした。
家具屋を始めたばかりの氏と出会い、
色々な話もいっぱいしました。
お互い独身のときは、
臭い筑後川の辺で、エルカミの荷台で二人・・・
『俺達は結婚はまだしないで遊びまくるぞ!!!』
と言った1年後僕は約束を破りましたが・・・・
氏もすぐに約束を破りました・・・・・
樹を本当に愛し・・・・
無垢の樹だけを使用し・・・・・
ひたすらに家具と向き合ってきた職人の苦労を僕はずっと見てきました・・・
始めた頃は掛け持ちのバイトもしながら
一生懸命に遊んで・・仕事してました・・・・
人間変わることを基本嫌います。
思い切りもいるし、怖さもある。
でも一番大変で一番生きとし生けるものの使命で存在意義は・・
足す事です。
言い方を変えれば、こなす事です。
家具に向き合い・・・・
その家具を生かす事に目を向け・・・・
嫌いだった鉄がいつしか好きなものに変わって・・・・
そんな氏はナチュッラルに感性を足しています。
まさに neu+style.
今回のオープンは素直に尊敬と嬉しさとが交差しました。
氏と知り合って10年の節目もあり、
氏が私の実家の近くに居を構えたこと。
なかなかお互い忙しく・・・・・
前みたいに話したり呑んだり、機会は減ったけど
これを見れば、氏の最近の動きや感生がすごく解る。
女にはこの僕の理解は絶対にわからないでしょう。
それだけ僕は氏と男の付き合いをしてきたし話してきたし、
お互いを見てきた。
家族や子供、知り合いも増えて、時間に追われるいい大人に
なった氏と私。
この看板は旧店舗の看板。
ここに掲げるすごさや誇らしさや苦労は
私は全部知っています。
山口 康織。
彼は間違いなくいい男です。
氏と私、お互い10年で見た目は太りましたが、
中身は大して進化せず・・・・・
手先と感性は10年をしのぐ進化をしたんだなと感じました。
素直におめでとう。
氏の感性にやられました・・・・・
彼は最高の職人です。
私も近い内に頼もうかな~~~~
やす兄・・素敵や~~~~~~ん